映画「The Father」

平成25年筑波大学発表の研究報告によると2012年における認知症の有病者数462万人という数字から予測される2025年の認知症の有病者数は約700万人となるそうです。

「The Father」という映画を配信サービスにて観ました。主演はあの「ハンニバル」のレクター博士を演じたアンソニー・ホプキンス。アカデミー主演男優賞を受賞しました。

この映画の「読後感」は複雑なものでした。認知症の有病者を第三者が「どんなふうに見ているか」という映画なりドラマなりは多くありますが、この「The Father」は主人公自身が自分の見ているものや聞いているものが、認知症の有病者になったときどう変わって行き、どんな精神状態になってゆくのかを静かに、恐怖とも言っていいその心理描写を描いています。動的なエンタテインメントの映画が多い中、静かに自分の内面をのぞき込むような映画を観るのも醍醐味の一つです。

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