世代と流行歌

平成28年度の調査によると、老人ホームに入居する時の平均年齢は80歳以上となっています。音楽療法に使用する楽曲の例としてその方の年齢(年代)時の流行歌は回想法にとっても重要なポイントです。

例えば現在82歳の方が20歳のころ(1960年)に流行っていた歌といえば…「アカシアの雨がやむとき」、「ズンドコ節」、「達者でナ」等です。なるほど筆者が高齢者の音楽療法に出向いた際にもリクエストがあります。

さて10年後(2032年)に同様にリクエストされるであろう曲はと言えば…「黒猫のタンゴ」、「圭子の夢は夜開く」、「今日でお別れ」等。随分新しい歌であるような気がしますが、これは年々変化してゆくに違いありません。