夏の俳句二句

夏…ことに八月になると自然に思い出される俳句があります。

「八月は六日九日十五日」
敗戦、終戦を読んだものです。知られた一句ですが類似句が多く「詠み人知らず」として扱われることが多いようです。
もう一句は
「夏空や生き残るとは生きること」
2011年の俳句甲子園で岩手県の高校生が詠んだ句。東日本大震災の年の句です。

この二つの俳句に込められた思いは「祈り」なのだと毎年この時期胸にこみ上げてきます。