第42回みんなの音楽会

「第42回みんなの音楽会」が9月25日(日)26日(月)杉並区高井戸の浴風会大ホールで開催され、10:30から始まり、15:00に無事終了致しました。

高齢者グループは、最高齢は104歳、100歳以上も数名、多くは80,90歳代です。

障がい者グループは20,30歳の方も元気な演奏を披露して下さいました。

各グループ、日頃から練習を積んできた2曲を歌い、楽器演奏し、曲を表現します。リズムが決まると安心した笑顔がこぼれ、会場からの拍手を受け、「良かった」と達成感が得られた様子に、客席の前で見せて頂いている私たちも元気と輝いて生きる意欲を受けとめ、歓びを感じさせて頂いています。

障がい者と高齢者の交流コンサート「みんなの音楽会」は1975年の難病の筋ジストロフィーでドラム愛好青年の希望の、プロドラマーとの競演したい「夢」を叶えるために、協会創立者の赤星建彦がテレビの番組で知り合ったプロディサーの紹介でピアニストの中村八大氏、ドラムのジミー竹内氏、坂本九さんと云う競演がきっかけでした。それに筋ジストロフィーの「府中ドンパン楽団」、盲高齢者施設の「聖明園イレバーズ」、高齢者施設の「清明園」、重度障害者施設の「多摩療護園」、「みんなの家’77・レッドスターズ」重度身体障害児者で、キーボード打楽器等音の出し方も工夫して演奏していました。

それから42年・・・多くの出会いと別れがありました。嬉しい時、悲しい時も音楽で心の繋がりを感じます。

1回目のから殆ど参加しているグループもあり、メンバーが、職員が、施設長が変わっても歴史は継続されています。

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