東京にある音楽療法を推進しているところ

東京ミュージック・ボランティア協会は、ミュージックセラピーによる音楽療法で高齢者や心身障害の子ども達を主に対象とて運営をしています。高齢者と心身障害児のみなさんが、楽しく健康的な生活を送れることによって社会貢献や福祉に寄与することを目的に作られた公益法人団体です。

みんなで一緒に楽しく発表会
療育音楽療法をメインにした放課後等デイサービスでは、パーカッションやダンスといった音楽療法のプログラムを導入し、心身が明るくなり行動範囲が少しでも広がることで生活能力が向上し、自立に加えて家族や地域社会との交流を促進しています。
世界中の音楽の共通点と原点は何と言っても「音を楽しむ」ことといわれ、高齢者と心身障害児のみなさんが一緒になって音楽交流をする発表会が毎年開催されています。日本歌手協会や東京都、および都の外郭団体などが後援、官民が一体となって行なわれる発表会には20前後のグループが参加され、日頃の成果を楽しく発表しています。
高齢者や心身障害児に音楽療法を行なうことは、楽器を使って音を奏でることの楽しさに加え使い方を身体で工夫しながら覚えるので、身体の機能回復に繋がります。東京ミュージック・ボランティア協会は、ミュージックセラピーを通じて楽器教材の開発も行なっています。

音楽を楽しむ権利は世界のいろんな人たちにありますが、実際に楽器に触れたりダンスをすることでより身近に感じる事でしょう。楽器を持ったり動かしたり、楽しみながら身体を動かすミュージックセラピーは、身体の機能回復に加え心の健康にも役立ちます。