東京で音楽療法を受けるなら

古来より、人々の生活に深くかかわってきた音楽は、視聴したり、楽器を使って自ら奏でることによって、ストレスの緩和などのカタルシス効果があるという研究結果が報告されています。

音楽療法の効果は未知数
世界で初めて、音楽が病気の治療に用いられたのは、3000年前のユダヤ王であるサウルの時代です。当時、うつ病を患っていたサウルは、羊飼いをしていたダビデという青年の弾く竪琴の音色を聴いて、その病を治したと言われています。その後、ルネッサンス期にも、フルートなどの楽器が神経痛といった治療に使用され、第二次世界大戦時のアメリカでは、野戦病院で傷病兵への音楽療法による治療が行われました。
近年では、ミュージックセラピーは、精神の安定を図る目的で行われる、補助的な療法の一つとして、最もポピュラーなものになっており、楽器の演奏や、音楽の視聴を通じて、高齢者の方や認知症の方、重度の精神疾患者の方や引きこもりの方などの精神発達や心身ともにリハビリを兼ねて、盛んに実施されています。

東京都に位置し、音楽療法士が所属する団体として、活動しているのが東京ミュージックボランティア協会です。ミュージックセラピーでは、タンバリンやカスタネットなどの楽器を使用した治療なども行っています。