「モミジ」と「カエデ」の違いは?

11月も最終週となり、今週金曜日からはいよいよ12月。まったく「光陰矢のごとし」時のたつのは早いものです。

音楽療法の現場では「紅葉」が盛んに歌われていることでしょう。明治44年に作られた曲、まさに秋の曲の代表、息の長いスタンダードといっていいですね。

さて、「モミジ」と「カエデ」の違いは? と聞かれたらどんな答えになるのでしょうか?

回答例としては、葉が赤や黄色に変わる樹木すべての総称が「モミジ」。カエデはその中の代表的な樹木の1つ。ということだそうです。つまり「モミジ」という「種」の植物はなくて、植物が赤や黄色に変わることを「紅葉(モミジ)」ということのようです。
ちなみに、「カエデ」の語源は「蛙の手」(蛙手→カエルデ→カエデ)、「イロハモミジ(イロハカエデ)」は、7つに分かれた葉がイロハニホヘトと数えられることに由来すると言われています。そして、このイロハモミジ(イロハカエデ)の紅葉が、他の樹木の紅葉に比べ特別に美しいことから、「モミジ」の代表格として親しまれるようになったようです。