難聴児の音楽療法

音楽療法を実践している分野は広いのですが、多くは発達障がい児者を対象としています。

当協会でも「みんなの家’77」をはじめ、多くの施設で取り組んでいます。

件数は少ないのですが、音楽、音が重要な役割をしているのが耳鼻咽喉科(小児)医師の下で取り組んでいる先天性難聴児の音楽療法です。振動を感じるように大きなタイコ(テーブルドラム)や小さな楽器を使用したり、他にも様々な工夫をしたりして、楽しいセッションが行われています。

取り組んでいる講師が1昨年は世界音楽療法つくば大会で活動を発表、昨年は別の講師が日本小児耳鼻咽喉科学会でも発表しました。

今年5月30日(木)31日(金)6月1日(土)千代田区の学士会館で世界から耳鼻咽喉科、神経内科、脳神経外科、眼科、内科、小児科、言語聴覚士、理学療法士、看護師など関係者が集まる「第46回国際平衡神経科学総会」が開催されます。難聴児の音楽療法に取り組んでいる講師が発表を予定しています。興味のある方はお出かけください。