6月6日は「楽器の日」 知っていますか?

5月5日はこどもの日、では6月6日は・・・時代劇ではよく目にする江戸時代のお嬢様の習い事、踊り、お琴、三味線など、また庶民文化でもその土地ならではの歌舞音曲は伝統芸として受け継がれてきました。現在でも同じですが勘が良くすぐ覚える子、何度やってもうまくいかない子・・・それでも芸事は6月6日、6歳から始めると上達すると言い伝えがあります。実際は2,3歳で始める人も多くいます。

現在、世界的に活躍しているピアニストの辻井伸行氏は3歳の頃、全盲ながら親が何時もかけていたピアノのレコードを聴いているうちに、おもちゃのピアノで弾くようになり、後に本格的に習い始め、国内外のコンクールでも優勝するようになります。ヴァイオリニスト、ドラマーでも幼少から始めた天才児が話題を呼んでいました。

それでも途中で挫折したり、ほかの興味のある事に方向を変える人もいます。大丈夫です。一度経験したことは大人になっても高齢になっても脳で記憶されています。再会した時に記憶が繫がり、手も動くのです。また、楽しく始めれば十分です。