「紅葉」の歌と碓氷峠

「紅葉(もみじ)」、作詞は高野辰之、作曲は岡野貞一作曲の作品です。1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』で発表されました。

誰もが知っているこの歌、皆さんはどんな風景を思い浮かべて歌うのでしょう。この歌を作詞した高野辰之は、碓氷峠にある信越本線熊ノ平駅(現在は廃線)から紅葉を眺め、その美しさに惹かれてこの詞を作ったといわれます。かといって場所を特定することは意味がなく、各自の心象風景によるところが大切なことなのだと思います。