大正時代が注目されて! 面白そう!

アニメ映画で話題を呼んだ「鬼滅の刃」、タイトルも主人公の名前、衣装も和のテイストでその時代を知らない世代でも、しっくりと懐かしさ感じます。

大正時代は明治45年7月30日まで=翌日から大正元年~15年=昭和元年12月までの14年5ヶ月という短い時代です。

現在94、95歳~109、110歳の方が生まれている時代です。高齢者施設にセッションで伺ったときに、手を上げて頂いています。

明治生まれの方(手があがらない)、大正生まれの方(少ない)、昭和生まれの方(殆どの人)、平成生まれの方(笑いと共に、職員が手を上げてくれます)、大正生まれの時代を経験している人は少なくなりました。身近にいらしたら是非当時のお話を聞いてください。

因みに91歳で旅立った当協会創設者の赤星建彦会長は大正10年東京の本郷生まれ、震災は品川の自宅で体験したそうです。

間もなく100歳を迎えます。少年時代から長兄からギターを習い始め、音楽の感性を育む要素はこの時代の影響は多分にあったと思われます。

大正時代の主な出来事は大正12年の関東大震災、不況で不安定な時期もありましたが、民主主義思想が台頭し、大正デモクラシーによる女性の職業、社会進出も盛んになります。

欧米文化が入り、日常の生活にも大きな影響を与えてきました。食ではカレーライス、コロッケ、オムレツなど、大正ロマンを代表する絵画の竹下夢二、音楽では「宵待ち草」も時代を感じます。浅草オペラは誰でも歌えるほど流行り、最近はコマーシャルソングとしてもよく耳にします。

童謡、唱歌、流行歌も名曲が生まれています。

大正時代に生まれた曲、流行った曲を集めました。

1 「恋はやさしい野辺の花よ」歌・田谷力三 ♪恋はやさしい野辺のはなよ~

1879年にオーストリアの作曲家フランツ・フォン・スッペの作曲、

2 「女心の歌」ヴェルディ作曲のオペラ「リゴレット」で歌われるカンツオーネ。

♪風の中の羽のように~

3 「天国と地獄」地獄のギャロップ

大正3年(1914年)に帝国劇場で初演されたオッフェンバック作曲のオペラ「地獄のオルフェ」の劇中歌。

フレンチカンカンダンスの曲としても有名。カステラのコマーシャルでもおなじみです。

4 カチューシャの唄

5 ゴンドラの唄

6 さすらいの唄

7 城ヶ島の雨

8 宵待ち草

9 美しき天然

10 浜辺の歌

11 童謡、唱歌、歌曲