みんなの家’77 44周年

みんなの家’77は創始者赤星建彦が、障がい児者の音楽活動ができる場所をという地元障がい児者の要望から誕生したもので、1977年の7月7日に落成式を迎え開所しました。

間もなく44年になります。

建物は耐震補強の関係で昨年に立て直すこととし、防音面も考慮して生まれ変わりました。

赤星建彦(元会長)は新しい建物を見ることなく去ってしまいましたが、7月20日生まれだったので誕生日を迎えると99歳になります。

1977年当時は本職の劇場やレコード会社での作曲、編曲家の仕事の合間に、楽器の教則本の制作を受けギター、ドラムなど当時は珍しい音付きの教本を多く手掛けていました。

そのひとつ、カセット付きギター教則本「レッツプレイギター」が、障がい者との出会いになりました。

さらに、担当医師のアドバイスから「心身機能の維持、生活の意欲の向上につながっている、とても良いことだ、音楽療法ではないか」とアドバイスをいただいたことが大きな切っ掛けにもなりました。

それから5年後に財団法人設立し、多くの方との出会いから今日まで継続されてきました。