カムカムエヴリバディ

音楽療法のプログラムの中では「音楽」そのもので心身のリハビリや脳の活性化を促すプログラムはもちろん大切です。一方で利用者様とのおしゃべり、会話も重要なポイントです。季節の話や身近な出来事、来し方を振り返ったときの思い出話など…様々な話題がセッションのムードを和らげます。そんな中でもテレビの話題の提供は利用者様と共有できるアイテムです。

11月1日から始まるNHK朝のドラマ「カムカムエヴリバディ」は多くの高齢者施設の音楽療法にて取り上げられるのではないでしょうか。

終戦直後の日本を席けんした平川唯一(ひらかわ・ただいち)講師のNHKラジオ英語講座・通称「カムカム英語」にまつわるドラマを三世代にわたり綴ってゆくというものです。「証城寺狸囃子(しょうじょうじのたぬきばやし)」のメロディーにのって、「カム♪カム♪エヴリバディ♪~」の歌が始まると日本中の子どもからお年寄りまでくぎづけになり、明るい声に励まされ…という内容。戦後の日本を英語講座と音楽で明るく描くという今度の朝ドラ、楽しみですね。

♪カム カム エヴリバディ♪