第42回みんなの音楽会での出来事2

フラダンスというとカルチャー教室、日本各地の地域センター、公民館などの教室で、若い人から熟年、高齢者まで美と健康に役立つと人気があります。

みんなの音楽会に毎年出演していただいてる早川先生は、自身の教室をはじめカルチャースクールの講師、各地での指導者を育て、映画「フラガール」の先生役のモデルとしても知られています。

フラガールは映画であったように福島県の常磐炭鉱の閉山が決まり、豊富な温泉がわき出したことから、「常磐ハワイアンセンター」現「スパ・リゾート・ハワイアンズ」が誕生、当初の様子、フラガールを育てる様子が垣間見られました。東日本大震災の時もフラガールは全国に踊りを届け苦難を乗り越えることに話題になりました。

早川先生は当協会が出来て(1977年)間もなく、自身の教室を開き38周年を迎えます。きっかけは、創立者赤星建彦と早川先生の共通の知人から紹介(ハワイアンの演奏家)され教室をはじめた、と伺いました。その後、みんなの音楽会のゲスト出演を快諾され、今日までお弟子さんの塾生と共に華を添え出演者して下さいます。今年も2組16人が出演してくださいました。

フラダンスは手話に近い動きで手、腰、足、表情で言葉のかわりに、踊りで気持ちを伝えています。ポリネシア諸島の文化を理解していることから深いものがあり、いつも曲と踊りの解説も楽しみです。高齢者にも障害者にも踊れるように、車いすでのフラダンス、唱歌、童謡、歌謡曲でも踊れるフラダンス、新しいことをいつも試みて道を開いてこられました。

早川先生は、現在でもハワイアン文化の伝承にも貢献しており、今年の11月中旬に38周年記念の会が行われます。

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