春は名のみの~

2月4日は二十四節気の「立春」。大寒から数えて15日目頃です。

旧暦ではこの日が1年の始めとされていたため、決まり事や季節の節目はこの日が起点になっています。八十八夜、二百十日、二百二十日も立春から数えます。「暦の上では春ですが~」と頻繁に耳にする季節ですね。

この立春を迎えた頃に歌われるのが「早春賦」です。「♪春は名のみの 風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど~」。特に高齢者施設の音楽療法には欠かせない歌です。

若い世代には古文調の言葉に戸惑うかもしれませんが、この季節の特徴をよく表現している歌。日本の情緒を感じる一曲です。