ぼた餅とお萩

今日3月18日はお彼岸の入りです。お彼岸と言えば「おはぎ」ですよね。地域によっては「ぼた餅」とも呼びますが、この違いは何でしょう? 漢字で書くと「お萩」と「牡丹餅」。実は両方同じもの。小豆の粒を萩の花に見立てて「お萩」、牡丹の花に見立てて「牡丹餅」と呼んだということです。ですから、厳密に言うと春は「ぼた餅」、秋は「おはぎ」ということですね。小豆の赤色には災いが身に降りかからないようにするおまじないの効果があるそうです。

さて今日音楽療法のセッションではどんな歌を唄っているでしょう? 想像しますと……「春が来た」の歌声が聞こえてくるようです。

写真は、近在の施設職員からいただいた手作りの「ぼた餅」です。