建国記念の日と紀元節

「紀元節」(高崎正風:作詞 伊沢修二:作曲 1843年)

雲にそびゆる 高千穂(たかちほ)の

高根(たかね)おろしに 草も木も

なびき伏しけん 大御世(おおみよ)を

仰ぐ今日こそ楽しけれ

明日2月11日は建国記念の日、国民の祝日です。戦前この日は紀元節として国をあげて祝い、全国の学校などではこの「紀元節」が歌われました。もちろん筆者(65歳)は経験のないことです。学校では式典があり、子供たちにはお祝いの紅白の饅頭などが配られたそうです。戦後、紀元節は天皇の神格化に関係する祝日としてGHQ(連合国軍総司令部)の意向で廃止されました。戦後75年たち、紀元節を祝った世代も後期高齢者、それも80歳以上の高齢者となっています。