コロナウイルスと飛沫③

トヤマ楽器製造株式会社はリコーダーの専門メーカーですが、ソプラノ、アルト、テナー、バスの各リコーダーで「指孔を開放し演奏」「楽曲を演奏・通常の息/強めの息」「音階を繰り返し演奏」「ウインドウェイの水抜き(指をあてて実施)/指をあてて実施/布を巻き付けて実施」で新日本空調株式会社と検証。

参考調査として歌唱時の飛散状況や、気流を確認するためにオイルミストを口に含んだリコーダー演奏も行いました。

結果としてはリコーダーの演奏時には飛沫は殆ど観測されなかったこと、息圧が強いと綺麗な音がでないというリコーダーの特性も、飛沫が飛びにくい一因になっているかもしれません。

但し、一部口とリコーダーに隙間が生じた場合のみ、少量の飛沫を観測、と報告されています。どの楽器でも使い方や演奏法で的確でない、間違った演奏法ではこの通りではありません。

正しい使用法、演奏法を心掛けるようにしましょう。