みんなの家’77 45周年

障がい児者の音楽施設「みんなの家’77」がオープンしたのは1977年7月7日、45年前です。当時は小平でも緑も畑も多い地域でした。暑い好天の日でした。45周年をもうすぐ迎える今年の7月も猛暑が予報されています。みんなの家を造ろうと覚悟を決めた赤星建彦、筆者はじめスタッフは、暑いけれど初めての重度の障害児童の活動拠点が来たことに関係者からの期待も大きく、嬉しさで暑さを感じないほどでした。

あれから街も交通機関など障がい児者の環境は改善され、スポーツの分野ではパラリンピックでの活躍も記憶に新しいことです。音楽療法も多くの施設で導入されるようになり、社会的にも知られるようになりました。「みんなの家’77」の現在は、放課後等デイサービスは毎日、療育音楽教室は卒業後も参加できる教室でグループ(18人、8人、5人)と個人のクラスがあり、暑さに負けないで通ってきて頂いています。

7月7日、七夕は年1回、天の川での出会いですが、「みんなの家‘77」は毎日、毎週、音楽で出会っています。星の中に赤く輝く星がひとつ、見守っているようです。