第35回療育音楽療法士養成研修の様子

突然ですが・・・

童謡とは?唱歌とは?と、受講生に向けて講師が聞いている場面がありました。

今回の受講生は20代から40代の年齢層となります。学校の音楽授業では数曲の童謡を目にすることはあっても「唱歌」と言われると、何でしょう?といった様子でした。唱歌は、明治初期から1941年(昭和16年)までに作られた学校教育用の歌で、童謡は大正期以降に、子供の為の芸術目的で作られた歌だそうです。唱歌の場合、作曲詞者不明となっているが曲が多く国が教育の為だけに作った歌だそうです。日本は長寿国ですし、90歳以上でも活躍されている方も多いです。まさに唱歌は昔懐かしい曲となります。歌い慣れた曲は、歌詞もすぐに思い出されます。歌詞の内容に沿って動作と歌で楽しく行うのが療育音楽です。対象者の方にあった、音楽を選曲するのも大事なカテゴリーです。音楽は、色々なジャンルがあります。曲の知識も必要です。高齢者コース、障害者児コースもあと1回の座学で終了となり12月からは実習先の施設で研修となります。実践の場で得た経験が、認定試験で生かされ合格してほしいと願うばかりです。