ハーモニカコンサート

第52回わが心のハーモニカの調べ「ニッポン・ハーモニカ・クラブ、コンサート」が8月28日に杉並公会堂で開催され、久しぶりに出かけてきました。

主催のNHCは1974年結成のプロ、アマ問わずの愛好家が集まる団体で、会長は指導、全国的にコンサートでも活動している町田明夫氏、この日も指揮、編曲、それに演奏で来場者を楽しませてくれました。出演は町田ハーモニカフレンズ、NHCサロン・ポップスの大編成はじめ小、中グループ、ソロ演奏、ハーモニカの世界的コンテストで優勝者も登場するなど幅広く楽しめます。ゲストで出演した町田明夫氏トリオが演奏した曲はトリッチ・トラッチ・ポルカ、セントルイスブルース、鳴りやまない拍手のアンコールで演奏した曲に西田佐知子さんの「コーヒールンバ」

この曲を選んだルンバのリズムなど解説しました。 ムム・・・その西田佐知子さんの「コーヒールンバ」はポリドールレコードから発売され、当時、編曲をしたのは当協会創立者の赤星建彦で、シングルレコードのB面は赤星のオリジナル曲(作曲・編曲)で「キッスは素晴らしい」、ラテンリズムが流行っている時代でした。西田佐知子さんは、歌が上手で、後に「アカシアの雨」「東京ブルース」が大ヒットしました。第一線で活躍している町田明夫氏(トリオ)の選曲の幅広さ選曲の解説も聞けて、コロナ禍、間隔を取りながらの客席、拍手で答えるやり取りの中、最後まで席を立たない観客の楽しみしていたコンサートの一端を感じながら、赤星の昔の仕事(編曲)も繋がっていたことを嬉しく感じたコンサートでした。