広島平和記念日

1945年8月6日午前8時15分、多くの方々の人生が一瞬にして奪われた瞬間でもあります。原爆投下から78年。被爆した方も高齢化が進み、当時の様子を語り継ぐ事も難しくなってきているようです。平和への願いや思いが楽曲になっているものがあります。

「戦争を知らない子供たち」は、1971年に発表された楽曲ですが戦争を知らない世代への忘れてはならない感覚を思い出させる貴重な楽曲であると思います。「消えた八月」は合唱曲ですが、原子爆弾を歌った曲です。歌詞の描写は、私たちが絶対に目を背けずに後世に継承しなければならない事です。音楽は、不思議な「生きもの」です。その時々の時代背景によって、作風や曲調も変化しています。また、曲を聴けばその時の風景が想像できます。毎年8月は、平和への願う心や感謝、鎮魂、音楽を通して思いをはせる月となります。