東京で音楽療法を受けよう

音楽療法というものをご存知ですか。第二次世界大戦以降に発達してきた心理療法の一つでアメリカではすでに約70か所の総合大学音楽部にて音楽療法士が育成されているんですよ。

東京で行われている音楽療法はどんなもの?
東京では公益財団法人東京ミュージック・ボランティア協会があり、そこでは心身障害児者や高齢者に対して音楽療法サービス事業を展開しています。そこではグループに分かれて歌ったり楽器を演奏して五感を刺激しながら音楽を通して他者とのコミュニケーションを取るようなプログラムが行われています。このセラピーでは、コミュニケーションを図るのみではなく歌を歌ったり楽器を演奏することで腹式呼吸や発音訓練にもつながるため肉体的なトレーニングにも効果があります。より効果を持たせるために、手や指を使うような楽器を選び、使い方にも考慮しています。さらに、歌うことで大声を出すことができるような環境を整えプログラムを行う時間帯にも考慮して行われています。ただ歌ったり楽器を演奏するばかりではありません。

セラピーとして音楽を行うということは、身体的・精神的に大きな効果があります。より良い効果を上げるためにも研究も頻繁に行われており、音楽療法は日進月歩しているんです。