ブラジルでは赤星式音楽療法・療育音楽を行っている施設を訪問しました。
10年前、いや32年前に訪問した赤星理事長のことを覚えている方が何人もいらっしゃり、再会を喜ぶ姿が!
どこの施設に行っても利用者さん一人ひとりが親しみを込めて握手・抱擁で出迎えて下さり、
とても温かい気持ちになりました。
高齢者施設では、日本生まれの方も多く、親しみのある日本の曲でのセッション。
障がい者の施設では、日本の曲の他に、ブラジルの曲でもセッションをしていて、
各施設、実態に合わせて工夫されたセッションが行われていました。
高齢者施設では、100歳以上の元気な方々とあちらこちらでお会いしました。
ある施設では、定員の40%が90歳以上!
しかし、どの方もお元気で、実際のお歳よりもお若く見えるのです。
そして、マニキュアをするなど、おしゃれに着飾る方がたくさん。
またとある施設では、「職員の方ですか?」と思う程の働きぶりの方が何人もいらっしゃり、
セッションの準備、後片付けをして下さいました。
日本のこと・ブラジルのことを話して下さった方、歌詞集をご自身でお作りになっている方、
手作りのお土産をくださった方…
どこの施設も、皆さまとってもお元気でした!
障がい者の施設では、セッション中の職員の方々の利用者さんに対する働きがけが良く、
とても印象的でした。
ある施設では、車椅子の方もセッションにしっかり参加できるプログラムを組んでおり、
車椅子の方々も笑顔いっぱいにしておりました。
また、とてもリズムに乗りやすく、気持ちが晴れやかになるようなブラジルの音楽を多く使用していて、
とても楽しいセッションが展開されていました。
他にも、ハーモニカを上手に吹く方、リズム感が良く太鼓で皆を先導する方、踊りが上手な方、
リズムの乗りが抜群に良い方、キーボードの演奏をとても喜んでくれた方…
セッション・音楽を心から楽しんでいる姿が多くみられました!
セッションが始まると、皆さん、笑顔になれるんですよね♪
改めて、音楽療法・療育音楽の効果を感じ取ることができました。
日本のみならず、世界でも!嬉しいことですね。
「こどものその」
「イペランジャホーム」
「憩の園」
「希望の家」
「厚生ホーム」