たき火

11月も終わりますね。いよいよ年末です。音楽療法の現場では「たきび」が歌われ始めていることでしょう。

「たきび」のうた発祥の地のお話。西武新宿線新井薬師駅の南、上高田3丁目にひときわ目立つ長い竹の垣根を持つお屋敷があります。ここが「たきび」のうた発祥の地なのです。歌詞にもあるように、当時の面影を残す長い垣根と広いお屋敷には、堂々とした見事な欅の大木もあり、圧倒されるほどです。「たきび」のうたを作詞した巽聖歌(たつみせいか)がこの地に住み、このあたりを散歩しながら作詞したと考えられています。当時の垣根は竹ではなく山茶花やお茶などの生垣であったそうです。時代は昭和5,6年から12~13年ほどだということです。