みんなの家’77第2が竣工の運びに

小平に障がい児者の音楽施設「みんなの家’77」が完成したのが1977年7月7日、音楽家であった赤星建彦が縁あって小平の障害児者の親の会と知り合い、いつでも音楽が出来る場所があれば、と熱意から困難を乗り越えて完成したのが「みんなの家’77」です。

あれから41年・・老朽化、耐震性、利便性を考えて改築か、建て直しか。・・・結果、立て直しになり、近くに購入していた古い1軒家を取り壊し建て直したのがみんなの家’77第2です。

2月に完成、3月に引っ越し、4月からの活用です。

当社、建築中の約1年間を使用するために、賃貸で出来る場所を探していました。活動を休むことは出来ないので、条件は1階でバリアフリー、今までからあまり遠くなく、音楽が出来ること、車が止まれる所、施設としてデイルーム、相談室、事務室の広さが取れることです。数か所見たのですが、広いと賃貸料も高く設備も改装しなくては、など条件に合わず、さらに、出るときは元に戻さなくてはならないので費用もかかります。アレコレどうするか。結果、みんなの家の近くに以前購入していた建物を取り壊して立て直すことになった訳です。

「みんなの家’77」の療育音楽はマイク、伴奏機器、打楽器、キーボード、アンプ、セッションによってはドラムセット、コンガ、フロアタム、サックスなど楽器を使用するので音量も大きくなります。音が響かない打楽器、小さな楽器もあるのですが、ミュート出来る工夫、人数はどうかなど検討中です。あまり制約があると楽しめなくなるのも困ります。アレコレどうするか。結果はこれからです。

子どもたちは音楽活動のセッションをすることで表情、行動、言葉などから心身の成長につながることを感じてきました。多くのご理解を頂いて来た方々に感謝するとともに、創始者の思いに馳せ、これからの発展をご一緒に願って頂ければ幸いです。