節分…豆のまき方

今日は節分。節分とは季節の変わり目にあたる立春・立夏・立秋・立冬の前の日のことを指しますが旧暦では立春の頃が一年の始めとされ、最も重要視されていましたので、節分といえば、一般的に立春の前の日を示すようになりました。

さて豆のまき方ですが、まず炒った豆を枡に入れて、神棚にお供えします。神棚がない場合は、目線より上のところにお供えしましょう。まくのは夜で、一家の主がまきます。家族に年男・女、厄年の人がいる場合は、その人がまいた方がいいですが、ご家庭でされる場合は、それほどこだわらなくてもいいでしょう。窓を開けて「鬼は外」と唱えながら、家の外に向かって2回まき、すぐに窓を閉めて「福は内」唱えながら、部屋の中に2回まきます。家の奥の部屋から順番に。玄関は最後です。まく時は手のひらを上に向けます。豊作を祈願して畑に種をまくしぐさを表していますので、オーバースローで投げるようにまいてはいけません。