春よ来い

立春が過ぎると、それなりに寒さを感じる朝でも「もう少しで春、日差しも強くなってきた。」という心持になります。昨年12月の冬至からこちらは確かに日脚が伸びていますし、梅の花もほころびてきています。そう「♪もうすぐ春ですね」。

「春よ来い」

春よ来い 早く来い

あるきはじめた みいちゃんが

赤い鼻緒の じょじょはいて

おんもへ出たいと 待っている

春よ来い 早く来い

おうちのまえの 桃の木の

つぼみもみんな ふくらんで

はよ咲きたいと 待っている

作詞は、相馬御風(そうま ぎょふう)、早稲田大学の校歌「都の西北」を手がけた詩人です。歌詞に出てくる「みいちゃん」は御風の長女がモデルだとか。

作曲は「鯉のぼり」や「浜千鳥」、「すずめの学校」などで知られる弘田龍太郎です。

音楽療法の場でも良く使われ、誰もが良く知る歌、童謡・唱歌という日本の歌のスタンダード、自然と笑顔が生まれる心優しい歌ですね。

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