古き良き時代…循環型社会

先日、東京都小金井市にある「江戸東京たてもの園」を訪ねました。歴史的建造物を数多く保存・展示する野外博物館です。都立小金井公園の中にあり、敷地面積は約7ヘクタールにも及びます。園内には江戸時代から昭和初期までの様々な建築物が展示されていて、一歩足を踏み入れたらタイムスリップしたかのような光景が広がります。興味深く見学しているうちに感じたのはその時代の人々の知恵と工夫です。例えば昭和初期の醤油店では商品(醤油や味噌等)は量り売りです。現代においては「不便」なことなのかもしれませんが、空の一升瓶や自前の瀬戸物に必要な量だけを購入する…そこには入れ物というゴミが発生しない。現代におけるプラスチックの入れ物は「便利」ではあるけれど地球環境にとっては大きな問題です…リサイクル、リユースは「循環型社会」は今後求められる課題ではないでしょうか。