赤星式音楽療法では三つの心構えが重要であると捉えます。
1.心がなければならない
2.相手に合わせる
3.楽しいプログラムを提供する
先週のこのコラムでは「心」について触れました。
今回は「相手に合わせる」について。
対象者の心身の状態を知ることはまず何より大切なことです。
例えば、「音程」や「テンポ」。この設定はとても重要なファクター。
高齢者の施設等で、童謡唱歌のCD(例えば児童合唱団の)に合わせて歌われているのを目に(耳に)したりしますが、高齢者の皆様は到底歌える音程ではなく、いかにも歌いにくそうにしてらっしゃいます。
この1点についてだけでも「相手に合わせる」ことの大事さが示されていると思います。
「相手に合わせる」。とても大切です。