その他

NHKアーカイブス

NHKアーカイブスの方から電話があり、当協会の赤星建彦が以前出演したTV番組で保存してあるのがあれば探しているので貸してほしいと依頼を受けました。1984年以前の番組は保存されていないのもあるとのことで出演者に当って探しているようです。赤星建彦はNHKTVに出演していたのはいくつかありますが、1984年のNHK教育TVで放送された「ハーモニカでやってみましょう」という番組がありました。放送内容はスタジオに招かれたのは豊島区のことぶきの家の療育音楽に参加していた高齢者の方10名に実際にハーモニカを学んでいただき、歌とリズムのステップも合わせて放送されました。幸いなことにこの映像はVHSでロッカーに保存されていたので送付して役立てていただきました。
その他

映画「The Father」

平成25年筑波大学発表の研究報告によると2012年における認知症の有病者数462万人という数字から予測される2025年の認知症の有病者数は約700万人となるそうです。「The Father」という映画を配信サービスにて観ました。主演はあの「ハンニバル」のレクター博士を演じたアンソニー・ホプキンス。アカデミー主演男優賞を受賞しました。 この映画の「読後感」は複雑なものでした。認知症の有病者を第三者が「どんなふうに見ているか」という映画なりドラマなりは多くありますが、この「The Father」は主人公自身が自分の見ているものや聞いているものが、認知症の有病者になったときどう変わって行き、どんな精神状態になってゆくのかを静かに、恐怖とも言っていいその心理描写を描いています。動的なエンタテインメントの映画が多い中、静かに自分の内面をのぞき込むような映画を観るのも醍醐味の一つです。
音楽療法

季節の曲

明日で5月が終わり6月になりますね。 5月5日は子どもの日で『こいのぼり』『鯉のぼり』『背くらべ』 今年の八十八夜は5月2日で『茶摘み』 バラがきれいに咲く時期で『バラが咲いた』 …5月はそんな季節の曲を取り入れた音楽療法が各地で行われていたと思います♪ 6月は梅雨の時期で、雨の曲を取り入れたいですね。 季節の曲は親しみのある曲が多く好評です。
音楽療法

0歳児から医療の場所での音楽療法

音楽療法は音楽を活用することで私たちの身体に何らかの効果があることを目的に主に障がいのある0歳児から100歳を超す高齢者までセッションに参加して頂きてきました。耳鼻咽喉科の医師からの依頼でスタートした先天性難聴児への音楽療法はいくつかのハードルがありましたが何とか乗り越えで、現在のスタッフで行われています。0歳は新生児難聴への音楽療法で赤星建彦会長が基本プログラムを創作し、担当講師により20年以上継続され国内外でも発表しています。振動が伝わる大きなドラムを活用するなど工夫されています。何より子どもと親も参加しながら他の親子とも交流できる楽しい場であることも効果につながります。
その他

スターウォーズから45年

昨日5月25日はアメリカで『スター・ウォーズ』が公開された日です。1977年は「みんなの家‘77」が創立された年でもありますね。今から45年も前になります。
その他

回想法

時が10年、20年と過ぎ去ると、誰でも良いことも嫌なことも記憶が薄れていきます。それでも何かのきっかけがあると、忘れていたことも思い出されることがあります。何かのきっかけとは人それぞれ違いますが、誰でも共通の思い出としては日常生活の中でも何かのきっかけで強く記憶されていることがあります。小学校時代の運動会、演奏などの行事、地域のお祭り、盆踊りなどの催し、親兄弟、近所の店、遊んだ友だち、家族の出来事などがあります。回想法は一般的には認知症の人が昨日、今日の短期の出来事を忘れてしまう、さっき食べたごはんをまだなにも食べていない、という事例があります。 今日、朝ごはんは何を食べましたか?の問いに「朝ごはんは食べていない」と答えてごはん、みそ汁、卵焼き、またはパン、牛乳などではなく、食べたことが記憶されないで抜けてしまうことがあります。新しい記憶が混乱していても昔のことはしっかり記憶されていることから、昔の出来事から興味ある話を引きだし、子ども頃鶏を飼っていたこと、水や野菜などをやって世話をしたこと、生みたての卵をごはんで食べたこと、などの話をすることで、記憶が蘇り、今日の朝ごはんを食べたこち、卵を食べたことも思い出してひと時、記憶の混乱はなく、落ち着いて安堵した表情になりました。
音楽療法

世代と流行歌

平成28年度の調査によると、老人ホームに入居する時の平均年齢は80歳以上となっています。音楽療法に使用する楽曲の例としてその方の年齢(年代)時の流行歌は回想法にとっても重要なポイントです。
音楽療法

療育音楽プログラムが衛星放送で放送されていた

20年ほど前にシルバーチャンネルという会社で当協会の高齢者向けの療育音楽が衛星放送で放送されていました。現在のようにコンピューター、パソコンガ整備されていない時代、独自のプログラムがアンテナ設定すれば日本中どこでも見れる、セッションが行えるという画期的なものでした。療育音楽プログラムを開発した赤星建彦の提案もあり、地方の施設に出向いて了解を得た所に普及してきました。毎月のプログラムはセッションをTV画面で受けられる便利な方法です。元気な高齢者用のAプログラム、認知症者用のBプログラム、それに中間のABプログラムの3種の内容で、約60分の音楽療法プログラムです。暫くは通販の会社でVHSテープ版で販売されていました。オンラインが普及している今日では遠隔地からの指導で一緒に演奏することは、今日でも要望があり、地方の施設に伺うと、普段のセッションでは研修を受けた職員により活用していると聞き、役立っていることを嬉しく思います。
音楽療法

イントロ

なぜイントロなしの曲が増えた?それは音楽のメディアがレコードやCDといったものから「配信」に形態が変化したからだというのです。なるほど米津玄師「Lemon」、yoasobiの「夜にかける」などはイントロがありません。
音楽療法

母の日

昨日、5月8日は母の日でしたね。 カーネーションなど、母の日のプレゼントが多く売られているのを目にした方も多くいらっしゃると思います。 「お母さん」を歌った曲は、『おかあさん』『かあさんの歌』『肩たたき』…などなど多くあります。 音楽療法で母の日ソングを選曲するのも良いですね♪