音楽療法

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太鼓・パーカッション

太鼓は表現力豊かな楽器です。大きな音を出したければ「強く」、小さな音を出すのならそっと指先で「トトトトト…」と優しく叩き、感情を表現できます。 それをグループで行いアンサンブルを楽しむ…とてもシンプルですが音楽の根源でもありますね。
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コロナ3年目、でも再開を願って!

2020年1月に入りコロナウイルスによるニュースがTV、ラジオで報道されてから、あっという間に列島中に拡大し3年以上経過しています 全国で働く場所、方法などで大きく影響を受けている分野に福祉の仕事があります。 音楽療法で行われている場所は障がい児者、高齢者施設が多いのですが、日々気を付けながら平常の活動を行っている施設、身近に陽性者が出て暫くは活動を休止している高齢者施設が多いのですが、それぞれ判断も取り組みも様々です。長年担当している各講師もご利用者を気にしながらも再開を待ちわびている人も多く、ほかの予定を入れないで時々連絡を取りながら一喜一憂している所です。見えないウイルスなので人が交流する場では、お互いにそれぞれが最大の安全対策で日々過ごすことしか防げないとも思えます。音楽療法、音楽活動への工夫、リアルな交流を切に願って。
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椰子の実

高齢者の音楽療法、「夏の歌」のリクエストを受けると必ずと言っていいほど「椰子の実」があがります。 柳田國男が海岸に流れ着いた椰子の実を見つけ、その様子を島崎藤村に伝えました。その話からヒントを得て、「椰子の実」の詩が出来たそうです。 文語調の響きが耳に心地よい名曲ですね。
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先日、療育音楽療法の参加者から嬉しいお言葉をいただきました。 『私たちは家族だからね!』 「私たち」というのは、その言葉をかけてくれた「参加者」と筆者「療育音楽療法士」のことです。 「家族だから。私たちは繋がっているからね。」といった意味で話してくださいました。 療育音楽を通して、その方との絆が深まっていったのだと感じとても嬉しかったです。 遠く離れていても、会えなくても、絆で繋がっている。 その絆を療育音楽療法で築けたのだと思います。
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あめふり

音楽療法の6月にて歌われる歌と言えば『あめふり』。2007年(平成19年)に日本の歌百選の1曲に選ばれています。「♪ピチピチチャプチャプランランラン」となんとも明るい響き。沈みがちになりそうな梅雨の天気を明るい雰囲気に変えてくれますね。
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0歳児から医療の場所での音楽療法

当協会の音楽療法は音楽を活用することで私たちの身体に何らかの効果があることを目的に主に障害児者領域と高齢者領域の施設でセッションを行ってきました。一部精神・神経科の成人の領域でも行っています。年齢では0歳児から最高は109歳の方まで参加いただき、まさに音楽は人生と共にあります。0歳児乳幼児では耳鼻咽喉科の医師からの依頼で25年以上前からスタートした先天性難聴児への療育音楽プログラムがあります。赤星建彦会長が基本プログラムを提案し、担当講師により25年以上継続され国内外の学会でもでも発表してきました。振動が伝わる大きなドラムを活用するなど、工夫されています。何より子どもと親も参加しながら他の親子とも交流できる楽しい場であることも効果につながります。現在、病院では新型ウイルスの影響で休止中のですが、規模の小さいクリニックでは行っています。音楽は日々成長する乳幼児に音、振動、楽しい体験が成長に役立っている活動です。
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季節の曲

明日で5月が終わり6月になりますね。 5月5日は子どもの日で『こいのぼり』『鯉のぼり』『背くらべ』 今年の八十八夜は5月2日で『茶摘み』 バラがきれいに咲く時期で『バラが咲いた』 …5月はそんな季節の曲を取り入れた音楽療法が各地で行われていたと思います♪ 6月は梅雨の時期で、雨の曲を取り入れたいですね。 季節の曲は親しみのある曲が多く好評です。
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0歳児から医療の場所での音楽療法

音楽療法は音楽を活用することで私たちの身体に何らかの効果があることを目的に主に障がいのある0歳児から100歳を超す高齢者までセッションに参加して頂きてきました。耳鼻咽喉科の医師からの依頼でスタートした先天性難聴児への音楽療法はいくつかのハードルがありましたが何とか乗り越えで、現在のスタッフで行われています。0歳は新生児難聴への音楽療法で赤星建彦会長が基本プログラムを創作し、担当講師により20年以上継続され国内外でも発表しています。振動が伝わる大きなドラムを活用するなど工夫されています。何より子どもと親も参加しながら他の親子とも交流できる楽しい場であることも効果につながります。
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世代と流行歌

平成28年度の調査によると、老人ホームに入居する時の平均年齢は80歳以上となっています。音楽療法に使用する楽曲の例としてその方の年齢(年代)時の流行歌は回想法にとっても重要なポイントです。
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療育音楽プログラムが衛星放送で放送されていた

20年ほど前にシルバーチャンネルという会社で当協会の高齢者向けの療育音楽が衛星放送で放送されていました。現在のようにコンピューター、パソコンガ整備されていない時代、独自のプログラムがアンテナ設定すれば日本中どこでも見れる、セッションが行えるという画期的なものでした。療育音楽プログラムを開発した赤星建彦の提案もあり、地方の施設に出向いて了解を得た所に普及してきました。毎月のプログラムはセッションをTV画面で受けられる便利な方法です。元気な高齢者用のAプログラム、認知症者用のBプログラム、それに中間のABプログラムの3種の内容で、約60分の音楽療法プログラムです。暫くは通販の会社でVHSテープ版で販売されていました。オンラインが普及している今日では遠隔地からの指導で一緒に演奏することは、今日でも要望があり、地方の施設に伺うと、普段のセッションでは研修を受けた職員により活用していると聞き、役立っていることを嬉しく思います。